ブライダルリングはダイヤモンドを用いることがほとんどですが、それは、ダイヤモンドが経年変化することがなく、鉱石としての最も高い強度から、「永遠」、「固い絆」の象徴として結婚指輪(ブライダルリング)にもちいられる意味あいがあるのです。
ブライダルリングの位置付けも時とともに変化しています。
これまでの既成概念にとらわれない二人だけのリング選びもまたいいものです。
結婚にまつわるブライダルリングにはいくつかの分類があります。
エンゲージリングは、婚約時に男性から女性に贈るリングです。
ダイヤモンドの立て爪タイプが主流でしたが、現在の主流は普段使いができるデザインが人気です。
日常生活で支障にならないデザインが好まれています。
またリングにこだわらないで大粒のダイヤモンドのペンダントなども密かな人気になっています。
そして、マリッジリングは挙式の際、または入籍のときに男女が取り交わすリングのことをいいます。
古代ローマ時代からの習慣だそうです。
毎日身につけるものなので、シンプルなデザインを求める人が多かったのですが、最近では毎日つけるものだからこそデザインにこだわるという人も増え、ブランド系のブライダルリングは最も人気があります。
逆にプラチナ、ゴールドの無地シンプルなブライダルリングも根強いようです。
そして最近のトレンドとして、セットリングというものがあります。
これは、エンゲージリングとマリッジリングの2つのリングを、重ねてつけられるようにデザインされたものです。
ペアマリッジ+エンゲージのトータルコーディネートですが単品を使い分けたり、組み合わせたりと気分やTPOで使い分けることが出来ます。
最後に、エタニティリングですが、一般的には結婚記念日や子供が生まれた記念に、夫から妻に贈られるリングです。
エタニティが「永遠」という意味から、恒久を表す記念品としてブライダルリングと並ぶ愛の表現方法として確立しています。
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ブライダルドレス
ブライダルドレスは一生一度の晴れ着としてブライダルドレス選びには多くの花嫁の頭を悩ませてきました。
ブライダルドレスの形の種類には、Aラインタイプ、プリンセスタイプ、スレンダータイプ、マーメイドタイプがあり、そのなかから、ネックラインの種類が丸首、Vネック、スクウェアネック、スタンドカラー(ハイネック)オフショルダー、ビスチェなどがあり、さらに袖のタイプも長袖、パフスリープ(ふんわりした半そで)ノースリーブ、フレンチスリーブ、アメリカンスリーブ(ハイネックのノースリーブ)パコダスリーブ(長袖で袖先がラッパ状)このようにブライダルドレスには多くのタイプがあります。
先ずは、ブライダルドレスを選ぶにあたって考えるのは購入するかレンタルにするかです。
どちらもメリットとデメリットがあります。
レンタルのメリットは挙式の現場でレンタルする場合は持っていく必要がないから荷物が少なくて済みます。
事前に沢山のタイプの中から好みの色やデザインをゆっくり試着して吟味できます。
値段的にも購入するウエディングドレスより安いようです。
レンタルのデメリットは、やはり人が着たりしている事が多いので自分だけのウエディングドレスとはいきません。
また、たまに汚れがあったりすることや、気に入った物がないかもしれないこともあります。
ブライダルドレスを購入するメリットは、自分の体型にあわせて作ってもらうので自分の体型ぴったりにできること。
自分だけウエディングドレスを着られる。
海外挙式の場合、日本でも披露宴をする予定の人にとっては、2回レンタルするより値段的にも結果的には安くなる事もあるようです。
マタニティードレスへの変更も後日可能なので2倍の幸せを味わうことも出来ます。
一方、購入のデメリットは自前なので運搬も自前になり移動の場合には多少面倒なこともあります。
挙式が終わった後の保管場所が大変になってきます。
挙式後の手入れも大変ですね。
ブライダルプランナー
ブライダルプランナーとは、その名の通り、ブライダルをプランする人のこと。
つまり結婚式や披露宴の演出や企画を当事者である新郎・新婦はもちろん、時にはご両親とともにカタチにしていく仕事を請け負うことです。
披露宴会場の雰囲気作りに関わる会場全体の飾り各テーブルに飾る花や音楽、料理の選択、衣装、ブーケなど、パーティに関する内容の他、それらに関わるさまざまな事柄をプランニング、コーディネートするため、さまざまな知識やトレンドを把握している必要があります。
ブライダルコーディネーターとも言われることもあるように、最近はひとくちに結婚と言っても、『セカンド・ウェディング(再婚)』や『おめでた婚』、『プラチナ婚』など式の形態も多様化してきているので、いかにそれぞれのシチュエーションに適し、且つウェディングに参加した全ての方が楽しんでくれるかをうまく演出する手腕が問われる仕事と言えます。
このように結婚という概念自体が多様化しているため、ブライダルに求められる志向も以前のような儀式という形式よりは、新郎・新婦ふたりのこだわりを全面に出す傾向が増えているようです。
そのこだわりには、招待客(ゲスト)といかに楽しむか、や演出にこだわるなどさまざまなこだわりがありますが、若い夫婦には時代に沿ったトレンドを取り入れる傾向が増えてきているため、ブライダルプランナーとしては、流行にも敏感であり、その流行をうまく演出に活かすセンスも必要です。
資格が必須ではありませんが、通称ABC協会と言われる全米ブライダルコンサルタント協会(Association of Bridal Consultants)が『日本におけるブライダル産業の向上発展に貢献する人材の育成』を目的とした資格を定義しており、『ブライダルプランナー検定』と呼ばれている資格があります。
ブライダル・プランナー検定には1級と2級があり、特に女性に人気の資格検定です。